渚工務店は、大工の・職人の技と経験、思いやりが活かし、
昔ながらの木組みを取り入れた家づくりをしています。
木の持つむくもり、やわらかさを与えてくれる国産ムク材にこだわっています。


千光寺の仁王門は、永禄7年に甲斐の武田軍によって全山焼き討ちにあい、灰燼と帰しました。
その後、復興を願う檀信徒によって千光寺の山に檜や杉の苗が植えられました。
そして、2020年、平成の復興を願って山内の檜(樹齢200年から400年)を伐採して仁王門を再建することが檀家総会で決まりました。
私たちは飛騨の匠の流れをくむ渚工務店がその名誉を担い、仁王門(極楽門)の建設を請け負うことになりました。
7年に1度のご開帳の年に、落慶を迎えることを心よりお喜び申し上げます。


千光寺の仁王門は450年前の永録7年に甲斐の武田軍勢によって全山焼き討ちにあい灰塵と化しました。
その後、復興を願った檀信徒によって、千光寺の山に檜や杉の苗が植えられました。
2012年に、その200から400年近い樹齢の檜を伐採して、仁王門を建設することが檀家総会で決定しました。
名誉な「仁王門の建設」を任されたのが、飛騨の匠の技を受け継ぐ「渚工務店」が請け負う事になりました。



明治初めに建てられた仮の仁王門


新しく再建される仁王門 ※完成予定図


ヒノキ用材切り出しのための
「山周り・調査」 
(平成24年1月15日)

ヒノキ用材切り出しのための
「斧入れ」 
(平成24年2月3日)

ヒノキ用材切り出しのための
「安全祈願法要」 
(平成24年2月3日)

(上 3枚共) 土公供(起工式、地鎮祭) 平成24年10月14日


仁王門の再建を進めている千光寺。
建設を請け負ったのは「渚工務店」です。

木材を初めて加工する「ちょうな初め」の儀式も
「渚工務店」で執り行われた。
般若心経を唱えて工事の安全を祈った後、
大下住職らが丸柱の表面に 日本古来の
「槍鉋」の歯を当てて表面をそぎ落としていきました。
全部で13本の柱を 槍鉋で削った後、
さらに滑らかな曲面にするため「大鉋」と呼ばれる道具を
使うなど、渚工務店が全て手仕事で仕上げました。

飛騨の匠の技です。
この材はすべて千光寺山に300年以上も、育っていた木です。
いま命をふきかえして仁王門の柱になりました。





仁王門の屋根下工事が進んでいます。いくつもの組材によって成り立ち、工法も複雑で見事です。
更新日:2013年8月12日

数寄の家 渚工務店
〒506−3213 岐阜県高山市久々野町渚592−3
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